http://www.st-architect.com
暮らしを楽しむ家 その6
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「戦争は日本の多くの都市に壊滅的な破壊をもたらしたところで終結した。210万戸の住宅が失われ、しかも復員や海外からの引揚で64万ほどの世帯が増加し、住宅不足は420万戸に達するといわれた。住宅の状況は絶望的であった」これは戦後の住宅供給を担った日本住宅公団の10年史の冒頭に書かれた1文です。この時代において建築家は良質な住宅を供給すべく様々な提案を行いました。時代は移り変わり現在全国で800万戸以上の住宅が空き家となっており、なおも住宅は供給され続けています。かつて建築家が住宅不足を社会的な問題と捉え様々な提案をしたように、膨大な住宅を社会的な問題と捉え、その画一化してしまった「暮らしを楽しめない家」を「気軽に暮らしを楽しむ家」にできないか?と考えてバスキッチンの家は設計しています。

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暮らしを楽しむ家 その5
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04. リノベーションで解決する集合住宅の「世代間ミックス」
 

集合住宅において同じ世代が偏り、入居者が高齢化、建物自体の老朽化する問題は、切っても切り離せない問題です。賃貸並みの金額で新築住宅並みの住宅が出来る事が広まれば、集合住宅の部屋が更新され、最終的には「集合住宅の世代間ミックス」の手がかりになると期待できます。 所有者が若い世代へ新陳代謝する事は、建物の維持管理の面からも有効です。 現在行われているリノベーションの多くが専有部分の中の「個々のデザイン」ですが、建物全体の価値を高めるために建物本体の維持管理の視点も併せ持つ「個々のデザイン」が今後のストック活用には必要と考えます。



 
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暮らしを楽しむ家 その4
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03. 「狭い」を克服する「建築的な工夫」
 

「単身世帯には広すぎる」「ファミリー世帯には狭すぎる」理由から不動産業界では扱いにくい40m²を「ワンルーム化、引き戸による開閉、重層的な利用方法」といった建築的な工夫、そして「狭くても良い期間に限定して住まう」という手段を取ることで、子育て世代だからこその魅力的な住まいにできると考えました。住まい手の要望である窓辺にゆったりとした浴室とキッチンのある大きなワンルームとしています。浴室は利用時に建具を閉めプライバシーと防水性を確保。普段は主室の延長としています。建具の開閉により部屋の利用形態を変化させ、面積を有効活用。床は耐水性のある木材とし、全体的な素材の統一により広さ感を生み出しています。窓辺に移動した浴室を成立するために浴室の床は20cm小上がりになっていますが、それにより子供の背丈にあうキッチン(カウンタートップ高さ65cm)が浴室側から生まれています。


 
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暮らしを楽しむ家 その3

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02. 気軽に使える膨大な「住宅ストック」の存在

東京の周辺部には築古のため安価な住宅がゴロゴロしています。国土交通省によると、築30年超える分譲集合住宅は現在129万戸だが、30年後には447万戸まで増加すると予測されています。このような安価な物件を10年間という限定的な期間の住まいと捉えると、小さな物件でもファミリー層が居住でき、また築年数と小振りな面積により物件購入費が低くなり(650 万円)、その分をリノベーション工事費 (700 万円)に充てることができます。「家を1生に1度の買い物」としてでなく、ライフステージに応じた「暮らしを楽しむための住みこなす家」と考える事もできます。将来的に手狭になった際は、この住宅のライフステージにあった人に転売したり、貸したりする事も考えられます。

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暮らしを楽しむ家 その2
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01.  10年という期間と安価な価格が生み出す住宅の「気軽さ」

長期ローンが必要な新築。気軽だが割高な賃貸。日本の住宅事情はこの2項対立です。本当は2項対立の中間を求めている人がいるにも関わらず、家づくりが供給側の仕組みによって成立しているのが原因です。賃貸並みの金額で住宅をつくれないだろうか?しかもローコストでなく、住まい手の要望詰まった住宅を気軽につくれないか?子供が中学生になるまで(ある程度仕切られる個室的なスペースが必要)というライフステージを意識して、10年間の期間を定め、その期間だけ住めば良いと割り切る事で住宅の可能性は大きく広がります。住宅をドライに流動資産と捉えなおす事で、その都度ライフステージにあった住まいを求めていく「気軽な」暮らしが見えてきます。
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暮らしを楽しむ家 その1
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8月21日(木)放映の日テレ系情報番組「スッキリ」で取り上げられるバスキッチンの家
(リンク先:http://st-architect.com/projects/housebathkitchen/)と時層の家
(リンク先:http://st-architect.com/projects/jiso-house/)はちょうど同時期に設計を進めていた仕事でした。面積は41.01屬143.91屬伴造3.5倍の面積差がありました。意外と思われるかもしれませんが、どちらも「暮らしを楽しむ家」として設計をしています。広い家は広さを活かした「楽しむ」を。小さい家は小ささを活かしたり、または工夫をする事で「楽しむ」を目指しています。
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リノベーション フローリング工事
大変そうでした。。。既に貼られているフローリングの一部を剥がして、改めて貼り直す部分があります。以前の工事の大工がだいぶ接着剤を塗っていたようで、剥がすのに一苦労の様子です。見えない所を想像して見積りや工事を組み立てるのがリノベ・・・でもさすがに「以前の工事の大工が接着剤を多く利用する人なので剥がすのに日数がかかります。なので解体日数は○○日」とは。。。リノベは余裕の有る計画が大切ですね。


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住宅リノベーション 現場スタート
今日から集合住宅のリノベーションが始まりました。
都内にしては緑豊かな環境です。今後調度品として素材的にも重厚感のある物が
置かれる予定なので、それらと引き立たせる「シンプル・ニュートラル」をコンセプトにしています。2部屋ある壁を撤去して大きなリビングに変更中です。不動産業者がリノベーションした部屋がベースとなっているので、いつも以上に他の物とのバランス感覚が大切な仕事な気がしています。



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Natural Box【現場-引き渡し】
本日、お引き渡しを迎え現地にて書類と鍵の受け渡しが完了しました。
無事にお施主様へお渡しする事ができ安心しております。お施主様や施工会社には本当にご辛抱強くお付き合い頂き感謝しております。これからお施主様の生活がどのように展開されていくかとても楽しみにしております。


fig1:お引き渡し

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Natural Box【現場-内装7】
工事も最終段階です。建具の取り付け、器具の取り付けなどが行われました。
リノベーション前の天井はコンクリート面に直接照明器具が取り付けてありました。
今回、埋め込み式のダウンライト設置が出来ない為、取り外し可能なスポットライトを設置
し必要の応じて照明器具の個数を増やすなど照度に対して柔軟に対応ができるように計画しています。

fig1:収納内部

fig2:設置された照明器具

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